2012年09月30日

情熱の薔薇、一輪。

ラウリエ(リサ)
ファラーシャ(踊り子リサ)
リュドミラ(第三のリサ)
ルトヴィン(スカ彦)
リル(スカ彦)

 リュドミラはあふ、とあくびをひとつして、庭のハンモックにころがった。晴れた空は気持ちがいい。用事もない、秋の午後だ。このまま寝てしまおう、と目を閉じる。
「リュドミラー、リュドミラ、どこー?」
 小さいが、ルトヴィンの声が聞こえた。出かけたはずの彼が帰ってきたうえに名指しされている。どうせくだらない用だろうと、リュドミラはもう一度目を閉じた。今までも、どこそこの石だとか抜け殻だとかを嬉々として語られたことがあったのだ。
コマンダ一言
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